2007年9月15日土曜日

3.2騒音の測定 周波数分析

音の波形をそのままオシロスコープで見ると、規則性が無いことが多く、そのものからは音の性質、機械の特性を知ることはできない。
音の特性は、周波数によって大きく変わるので、どのような周波数で構成されているかを知ることは大切である。また機械の音あるいは建築関係の音でも、共振の現象があり、独特のきまった周波数成分を持っていることが多い。音の周波数を測定するためには、1/3オクターブ分析器に代表される1/nオクターブ分析器と、精細な周波数の測定に向くディジタル方式のFFT分析器がある。

1/nオクターブ分析器:騒音の分析に通常使われるのは,1/3オクターブもしくは、1/1オクターブの分析器である。1オクターブ8周波数で倍)を3つに分けた1/2オクターブ分析器がよく使われる。-パスフィルタとハイパスフィルタを組みあわせて、ある帯域幅の音のみを通すようにしたアナログフィルター方式と、ディジタル方式で1/6、1/12オクターブ分析もできるものがある。

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